カジノカフェ摘発 2006年の事例

インカジ摘発

2006年には、インターネットカフェの中でオンラインカジノと接続して客がキャンブルを行う、いわゆる「インカジ」の摘発が相次ぎました。
2月に京都の「ゴールドラッシュ」というインターネットカフェが摘発されたことを機に、全国的に様々なインターネットカフェが摘発され、インカジ自体が沈静化しました。

今回の記事では、オンラインカジノという物に違法性や不安を感じている人向けに、2006年に摘発された。
インカジのニュースをまとめてお伝えします。
そして共通する違法性とは、オンラインカジノの法律上の立ち位置についてご説明いたします。

2006年の摘発事例

まず、2006年2月24日に京都の「ゴールドラッシュ」の店員2名と客2名が現行犯逮捕されました。
これはオンラインカジノをプレイしたインターネットカフェ摘発の最初の事例でした。
続いて4月16日に熊本のインターネットカフェで店員2名と客3名が逮捕されました。
さらに、6月6日には愛知のインターネットカフェが摘発。
この際には会社役員を含め4名が逮捕されました。

この事件は、インターネットカフェチェーンの中核に迫っている逮捕だったため、これをきっかけにカジノカフェを運営する業者が一気に減ったといわれています。
その後08月26日に大阪でインターネットカフェ4店舗と経営者、従業員の合計14名を常習賭博容疑で逮捕、さらに、客としてプレイしていた18歳から34歳までの10名を賭博容疑で逮捕したと発表しました。
なかには高校生の客もいたそうです。

さらに、11月26日には、中国地方で初めての摘発となる岡山のインターネットカフェが摘発されました。
従業員1名と、店内の客7名が逮捕されました。
そして賭博に使用されたコンピュータ15台と、現金約196万円が押収されました。

これらの様々な事例を受けて、インターネットカフェがオンラインカジノに接続して客に賭博を行わせるカジノカフェ(インカジ)は数が少なくなりました。

現金やり取り

オンラインカジノなら安全?

このカジノカフェで違法とされたのは、現金のやり取りが店内で行われたという部分です。
個人がオンラインカジノをプレイする場合は、海外の決済会社を経由してお金のやり取りを行うため、その部分に違法性は生まれません。

いくつか日本国内で個人がオンラインカジノをプレイしていて逮捕された事例がありますが、それは特殊なパターンでした。
基本的には大手のオンラインカジノを使って個人でプレイをするだけであればで起訴されたりすることはありません。

まとめ

オンラインカジノを使って、客にギャンブルを行わせるというインターネットカフェは、2006年に一斉摘発を受けました。
その後、そういった事件は減っていますが、もし見かけた場合も、プレイはしないようにしましょう。
個人が自宅で楽しむ分には逮捕の対象になることはほとんどありません