ブラックジャックの歴史
ブラックジャックは、トランプを使うカジノゲームです。
その起源は詳しくはわかっていませんが、もとは「21」という名前で親しまれていたと言われています。
古い記録によればドン・キホーテの著者である「ミゲル・デ・セルバンテス」が著書の中で21というゲームの記載をしています。
この「ミゲル・デ・セルバンテス」は1547年生まれとされていますから、遅くとも16世紀頃からは21というゲームが楽しまれていたことが分かります。
21というゲームが、ブラックジャックとして親しまれることとなったのは、このゲームがヨーロッパから海を渡りアメリカへ伝わったことがきっかけです。
アメリカで親しまれる中でローカルルールとしてスペードの「A」とスペードの「J」できる21を「ブラックジャック」と呼び特別ボーナスを付けたことが要因とも言われていますが、確かなことはわかっていません。
ブラックジャックは身近に楽しまれるゲームですが、意外なことにその発祥や名前の由来などは確かなことが分かっていないのです。
確かなことは多くの人に楽しまれ現在のゲームスタイルになったということです。
ブラックジャックの特殊ルール
ブラックジャックは21といゲームが多くの国や地域で楽しまれる中で変遷したゲームです。
様々なローカルルールが作られ、その名残が現在のブラックジャックの形を作っています。
代表的な特殊なルールが、「ダブルダウン」です。
プレイヤーは2枚のカードを確認し、「ダブルダウン」と宣言することで追加カードを1枚だけしか引けないことを条件に賭け金を倍額に増加させることができるルールです。
この他にも最初の2枚のカードが同じ数のカードだった場合には「スプリット」ができます。
これは手札を分割し、2つのハンドで勝負をすることができるものです。
さらに、「インシュランス」ではディーラーのアップカードが「A」の場合、ディーラーの無敵のハンドのブラックジャックに保険を掛けるルールです。
「インシュランス」をする際には賭け金の半額を支払う必要がありますが、ディーラーがブラックジャックだった場合には3倍の配当が支払われるため、ディーラーの最強ハンドのブラックジャックに対して引き分けという形でゲームを終えることができるものです。
また、「サレンダー」というのもあり、自身の2枚のカードでは到底勝ち目がないと判断した場合「サレンダー」と宣言すると賭け金の半額だけが没収されるルールです。
このようにブラックジャックには様々な特殊なルールがありますが、いずれのルールを採用するかはカジノやテーブルによって異なる実情があります。
ブラックジャックの基本ルール
ブラックジャックの基本ルールはカードの合計数字が21に近い方が勝ちというシンプルなものです。
カードの数え方は「A」は1または11とカウントし、「絵札」と「10」は10とカウントします。
それ以外はカードの表示されている数字をそのままカウントし、その合計が21に近い方が強いというものです。
カジノではディーラーの対戦形式でゲームがすすめられますが、ディーラー役を置かずに参加者全てで勝者を決めるブラックジャックもあります。
また、先に配られる2枚のカードで21ができることをブラックジャックと呼び無敵のハンドですが、カードを追加して21を超えてしまうとその時点で負けが確定します。
ブラックジャックの人気の秘密
ブラックジャックが人気となる理由はそのゲーム性にあります。
配られたカードの合計で21に近いハンドを作ればいいというシンプルなルールがその最たるものです。
誰でもすぐに理解ができ、楽しむことができるのが最大の人気の秘密なのです。
そして、もう一つのポイントがローカルルールにあります。
ダブルダウンやスプリットといったルールでは賭け金を倍額に上げ、一発勝負が可能になります。
ある程度のリスクを背負い、勝負をする醍醐味はブラックジャックならではゲーム性です。
また、一般にディーラーとの対戦になるので勝率はほぼ五分五分になります。
つまりは、誰でも勝つ可能性があるゲームと言えることになり遊びやすい側面があるのです。
これらの要因でブラックジャックは非常に人気の高いゲームとなっているのです。
ブラックジャックを楽しむには
ブラックジャックはトランプさえあればいつでもどこでも楽しむことができるゲームです。
ゲームといえども勝負事ですから賭けたいというのであればオンラインカジノの利用がおすすめです。
一方で、賭けずに楽しみたいというのであればゲームアプリをダウンロードするなどすれば楽しむことができます。
しかし、ブラックジャックはカジノゲームの側面がある訳ですからやはり賭けて楽しみたいというのが本音でしょう。
オンラインカジノの普及は、そんな私たちの欲求を簡単に叶えてくれるものとなりました。
数年前までは、カジノゲームのブラックジャックを楽しみたければカジノのあるラスベガスやマカオなどに行かなければなりませんでした。
渡航費も時間も費やす必要があったのに今や、家庭にいながらカジノを味わえる時代になりました。
ブラックジャックを心から楽しみたいのであればオンラインカジノの利用が有効です。